鼻うがいのすすめ

花粉・黄砂・PM2.5を洗い流してスッキリ爽快! 鼻うがいのすすめ

【当院で鼻うがいをおすすめする理由】

➀花粉等を洗い流すことでスッキリする

②鼻炎の症状が軽くなる

③アレルギー物質等を排出し酸化ストレスを軽減する

などのメリットがあります。

(鼻やのどに病変がある方は、医師の指導をお受けください)

【正しい鼻うがいの方法は?】

1回の洗浄液の量は200~300ccくらいが適量です。

洗面所で少し前かがみになり発声しながら気持ち良いと感じる水圧で洗浄します。

慣れるまでは弱めの水圧で洗ってください。

声を出すことにより耳への圧力が軽減され、また洗浄液が気管に入ることを防ぎます。

個人的におすすめの鼻うがい容器は

「サイナス・リンス」 です。

 

●容量が240ccでちょうどよく、水圧の調整もしやすい

●専用の乾燥台もあります

【鼻うがいは痛くない?】

塩分濃度0.9%の生理食塩水を使えば痛くありません。

鼻粘膜は、粘膜細胞の上を粘液がおおっているだけの、弱い組織です。

皮膚の様に角質層に守られた、物理的な刺激に強い組織ではありません。

むき出しの細胞に真水や塩分濃度の薄い食塩水(低張液)を作用させると、水分が細胞に入り細胞が膨らみます。

ひどいときは、細胞が損傷します。

塩分濃度の濃い食塩水(高張液)では、細胞の水分が吸い出され、細胞が縮みます。

浸透圧が体と同じ液体を、等張液と言います。

生理食塩水は、等張液で細胞に害を与えず、鼻うがいに使用しても痛くありません。

【生理食塩水の作り方】

水道水240ccと食塩約2gで生理食塩水を作る

生理食塩水の塩分濃度は、0.9%なので、水道水240ccと食塩約2gで生理食塩水を作ります。

目安:計量スプーン小さじ二分の一で2.5gなので、摺り切りより少し少なめ

 

【1日に何回洗浄したらいいの?】

朝と夕(夜)を基本に1日2~3回

これからヒノキ花粉や黄砂などの飛散が予想されます。

鼻うがいでスッキリ爽快な日常を手に入れましょう!